2016年最後のレース、第11回湘南国際マラソンに出場してきました(2年連続4回目)。結果は2分程度ではありますが自己ベストを更新。11月のさいたま国際マラソンのリベンジを果たすことが出来ました。
レースプラン
さいたま国際同様、目標設定は以下の通り。
- 自己ベスト更新
- 3:25切り
- 3:20切り
3:25切りを本命として、3:25のペーサーに着いていき、イーブンペースを保ちつつ後半から終盤にかけて可能な範囲で上げていくプランで臨みました。
レース展開
5kmごとのラップは以下の通り。
5km | 0:23:25 |
10km | 0:24:09 |
15km | 0:24:05 |
20km | 0:23:45 |
25km | 0:24:06 |
30km | 0:24:02 |
35km | 0:23:36 |
40km | 0:25:26 |
43km | 0:12:40 |
さいたま国際同様39kmまではほぼ完璧な展開でした。むしろさいたま国際の時よりも体力的にも、脚にも余裕があったため、この調子でそのままゴールして目標達成!と思っていたのですが、やはり39kmあたりで急に脚の痙攣が始まりペースダウン。
ただ、早めのストレッチが功を奏したのか、奥の手である「ゼッケン止めの安全ピンを患部に刺す」が効いたのか、何回も立ち止まりながらも再び走り出すことが出来たところがさいたま国際の時とは違ったところ。結果、40km以降もなんとか12分台で粘ることが出来、自己ベストでゴールすることが出来ました。
さいたま国際との比較
さいたま国際からは間隔は3週間だったので、走力向上に繋がるバードなトレーニングは行っていません。そんな中、自己ベストを更新出来た要因はなんなのか?自分なりに違いを分析してみたいと思います。
環境面
- コースが比較的フラットだった。
- 12月にしては暑かったもののさいたま国際の時よりは圧倒的に涼しかった(さいたま国際:最高19℃、湘南国際17℃)上に、Tシャツではなく、ランシャツを着ていたので発汗を抑えられた。
肉体面
- この3週間で体幹トレーニング、臀部の筋トレを行いフォームの安定化を図った
- 新しいフォーム(フォアフット気味)に筋肉が慣れてきた = さいたま国際の実戦とその後の練習で使い慣れていなかった筋肉が強化された
- 足首をテーピングで固定し、余計な力が入らないようにした(膝から下の力で蹴らない)。
痙攣時の対応
- 痙攣のコントロールが効かなくなる前に早めに立ち止まりストレッチをした。
- 痙攣がひどくなりかけたときに、ゼッケン留めの安全ピンを外して、患部を刺して刺激した。
精神面
- NB Silent Huntersというチームで走ったことが精神的な支えとなった。
以上がさいたま国際の時とは異なる点でした。結果として同じ40km手前で脚は攣ってしまったものの、これらの要因により、さいたま国際の時より気持ち早めのペースで走っていても脚(ふくらはぎと前脛骨筋)の持ちは良く、痙攣も回復できるレベルで留めることが出来たように思えますし、痙攣した後も大崩れせずに済んだと思われます。
ちなみに、レース翌日以降の筋肉痛は今までにないぐらい軽いです。
痙攣について
今回のレースを踏まえても以前のエントリーで考察したように、私の中では痙攣の直接的な原因 =「筋疲労による神経の異常反応説」は、変わっていません。さいたま国際と比べても改善が見られているので、新しいフォームでのロング走をもう少し重ねれば、あと2kmを痙攣することなく走りきれるような気がしてきました。
次は1月の勝田全国マラソン。更なる自己ベスト更新を目指して、この年末年始走り込んでいこうと思います。