ランニング繋がりで交遊関係も広がり、これまで多くのランナーと出会ってきたわけですが、たまにとてつもなく速いランナーに出会うことがあります。サラリーマン市民ランナーでありながら、フルマラソンで2時間40分を切ってしまうような方達です。競技経験者もいますが、競技未経験という方もいるので驚きです。

さらに驚くのは、そのような高いレベルに達していながらも記録更新を目指して日々努力を続けていること。その向上心には畏怖の念さえ抱いてしまいますが、こうしたエリート市民ランナーは何処を目指しているのでしょうか?よくよく聞いてみると、実業団選手等トップアスリートが出場するような有名大会には参加資格があり、その参加資格タイムをクリアすることが目標となっているようです。

このエントリーではこのような超エリート市民ランナーが目指すマラソン大会とその参加資格をまとめ、エリートの世界を垣間見てみようと思います。

別府大分毎日マラソン

まず、別府大分毎日マラソンのカテゴリー1。この大会はサブ3.5レベルでカテゴリー4でのエントリーが可能で、比較的門戸の広い大会ではありますが、カテゴリー1での出場となると一気にハードルが上がります。

参加資格

基準タイム
カテゴリ1 ①マラソン 2時間30分以内
②30kmロード 1時間40分以内
③ハーフ 1時間10分以内

関門

10km 52分
15km 1時間16分
20km 1時間40分
25km 2時間05分
30km 2時間30分
35km 2時間55分
40km 3時間20分

カテゴリー4まであるので、関門の時間はカテゴリー1の人が意識するレベルではありません。

関連記事:
67回別府大分毎日マラソン参戦記(1) エントリーからレース当日まで
67回別府大分毎日マラソン参戦記(2) レース振り返り

福岡国際マラソン選手権大会

次に福岡国際マラソン。こちらはA/B二つのグループに分かれていますが、Aが別大カテ1より厳しく、Bが別大カテ1より緩いといった感じですね。私の知人はBで出場する力がありながらAでの出場を目指しているので頭が下がるばかりです。

参加資格

基準タイム
Aグループ ①マラソン 2時間27分以内
②30kmロード 1時間35分以内
③ハーフ 1時間05分以内
Bグループ ①マラソン 2時間35分以内
②30kmロード 1時間45分以内
③ハーフ 1時間10分以内

関門

5km 19分30秒
10km 39分
15km 58分
20km 1時間17分
25km 1時間36分
30km 1時間55分
35km 2時間14分
40km 2時間33分

別大と異なり関門の時間も参加資格タイムからさほど余裕もなく設定されているので、崩れてしまうと関門にかかってDNFという可能性もあります。

びわ湖毎日マラソン

びわ湖毎日マラソンは別大のカテ1とほぼ同じ基準ですが、20kmと10000mのタイムでも出場できるといった点では、レベルの高さを保ちつつスピードタイプのランナーにまで門戸が広げられています。

参加資格

基準タイム
①マラソン 2時間30分以内
②30kmロード 1時間40分以内
③ハーフ 1時間10分以内
④20km 1時間05分以内
⑤10000m 31分以内

関門

15km 51分
20km 1時間10分
25km 1時間28分
30km 1時間48分
35km 2時間09分
40km 2時間30分

出場できたはいいものの、完走するのが難しいのがこのレース。15kmの関門が51分ということは3’24”/kmペース。25kmの関門が1時間28分ということは3’31”/kmペース。参加資格のマラソンタイム2時間30分の平均ペースは3’33”/kmですから、イーブンペースでは関門にかかってしまいます。福岡国際のAグループで出場するよりも、びわ湖での完走の方が難しいのかもしれません。2017年大会の完走率がこれだけのエリートが集まっていても75%というのも頷けます。

東京マラソン(エリート枠)

実はあの東京マラソンにもエリート枠というものがあるようです。が、、、この基準を見るとほぼ現役の競技者レベルですね。ハーフと10000mにいたっては、国内トップクラスじゃないですか(笑)

基準タイム
男子 ①マラソン 2時間21分以内
②ハーフ 1時間01分以内
③10000m 28分以内
女子 ①マラソン 2時間52分以内
②ハーフ 1時間11分以内
③10000m 32分以内

抽選では全く当たる気がしない東京マラソン。確実に出場する方法は

  1. お金で解決チャリティ枠
  2. 走力で解決エリート枠

といったところですかね(笑)

最後に

2018/2/25には東京マラソン2018が、2018/3/4には73回びわ湖毎日マラソンが開催されます。トップアスリートが走るその後ろには、同じ舞台で走ることが出来る超エリート市民ランナーがいる事も考えながら観戦するのもまた一興かもしれませんね。

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