非常にどうでもいい話なのですが、ふとした拍子にマラソンの走力と英会話力って結構似ているところがあるなと思うことがあったので、共通点を挙げていきたいと思います。
前提としては以下の通り。
- マラソンに向けてランニングを始めるということ≒英会話を習い始めること
- マラソンのタイムが速くなること≒英会話が上達する
- マラソンでサブ3≒外国人と不自由なく会話ができること
走る≒英語を使う
英会話の勉強というのはマラソンを走るのに必要な心肺機能、筋肉を鍛えるようなもので、使った分だけ身につくし、使わなければ衰えるもの。
マラソンでは走った分だけ、心筋、毛細血管、脚の筋肉が発達するのと同様に、英会話では聞いた分だけリスニングが上達し、話した分だけスピーキングが上達する(会話でなくとも、読んだ分だけリーディングが上達し、書いた分だけライティングが上達する)
陸上部入部≒海外留学
海外留学というのは、陸上部に入部するようなもので、半強制的に英語を使う環境(走る環境)に身を置くということ。
陸上部に入っても練習しなければ速くはならないのと同様、海外留学しても日本人と接してばかりいる環境では一向に上達はしない。得られた環境を最大限に活用することが大事。
フォームの美しさ≒発音の美しさ
発音がきれいなのは、フォームのきれいなようなもので、小さなころから陸上をやっている人はフォームがきれいなのと同様、小さい頃に海外在住経験のある帰国子女は発音がきれい。
一方、コミュニケーションを成立させるのに必ずしも美しい発音である必要はないのと同様、サブ3で走るのに必ずしも美しいフォームである必要があるわけではない(そこまで美しいフォームでなくともサブ3の人はいる)。美しいのに越したことはない。
5000mのタイム≒TOEICの点数
TOEICの点数というものは、5000mのタイムのようなもので、TOEICの点数が高いからといって必ずしも英会話ができるとは限らないのと同様に、5000mを17分台(TOEICで900点台)で走れるからといって必ずしもフルマラソンをサブ3で走れるとは限らない。
逆にフルマラソンをサブ3で走れる人は、それなりに5000mを速く走れるように、円滑な英会話ができる人はそれなりにTOEICの点数は取れる(800点台ぐらい)。
運動生理学≒文法
細かい文法など気にしなくても十分コミュニケーションは成立するのと同様に、運動生理学の知識などなくとも速く走ることは可能。
文法だけ勉強して詳しくなっても一向に会話ができるようになるわけではないのと同様、運動生理学だけ勉強して頭でっかちになっても練習しなければ速くはならない。
効率性や人に教えたりを考えると、どちらの場合も知っているのに越したことはない知識。
以上、どうでも良い話でした。