マラソンレース中に脚が攣ってしまうのは、これまでのエントリーで何回も取り上げているように自分にとっての切実な問題です。

その原因については科学的に解明されておらず、「これ」といった解決策がないというのも悩ましいところです。

そこで2018年に出場した5レースを振り返り、攣ったレース、攣らなかったレースを比較し、事例から痙攣の要因や有効と思われる対策について考えてみたいと思います。

直近のレース比較

2018年には5つのフルマラソンに出場しましたが、それぞれの大会を比較すると以下の通りです。唯一脚が攣らなかったのは別大です。はなももと湘南国際は、途中で一時的に脚が攣ったものの、 ストレッチによって再び一定の距離を走れるようになるまで持ち直したケースであるため△としています。


別大はなもも横浜つくば湘南国際
痙攣有無




痙攣開始38km35km
32km
37km
目標Pace4’29″km4’26″km4’25″km4’15″km4’24″km
目標Pace
30km走



開催月2月3月10月11月12月
気温5℃11℃25℃15℃12℃
塩熱サプリ
Mag-on
芍薬甘草湯○2包○2包○1包○3包
カツサプ
グリセリン飲料
BCAA

唯一攣らなかった別大の特徴を挙げるとすると、気温が10℃以下だったことと、目標レースペースより早いペースでの30km走がしっかりとできていたこと、といった条件が揃っていることです。

痙攣対策としてのサプリメントは色々と試していますが、自分の事例で見る限りでは摂取しても攣る時は攣るし、摂取しなくても攣らない時は攣らないというのが現時点での自分としての結論です。強いていえば芍薬甘草湯は、飲んだ後に回復するケースもあるかもしれないという感触が多少ある程度です。

現時点での仮説

これまでの事例を踏まえた、痙攣の要因と対策に関する自分なりの仮説は以下の通りとなっています。

  • 自分の場合気温が最も大きな痙攣の要因となっており、気温10℃以下であれば攣らない可能性が高い。
  • レース前のハイパーハイドレーション(グリセリンローディング)、レース中の十分な給水や電解質(ナトリウム、マグネシウム)補給をしても、 気温が高く発汗量が多いと痙攣する可能性が高い。
  • 気温が高くなければ芍薬甘草湯の服用によって一度発生した痙攣から回復できる可能性がある。
  • 設定ペースにはある程度余裕が必要で、実力値を超えていると終盤に攣る可能性が高い。ただし、気温が高いと設定ペースを抑えめにしていても攣ることはある。

個人としての対策

以前のエントリーでも同様の結論について述べましたが、上記を踏まえ、自分としては以下の方針でレースに臨みたいと思います。

  • 本命レースは気温が10℃以下となる1月、2月のレースに設定し、それ以外のレースは練習として割り切る。
  • 設定ペースは速くても30km走がこなせたペースにする。
  • サプリメント系についてはあくまでもお守りとして携帯する。
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