マラソン歴も7年を超えてくると国内近場の主要なマラソン大会は一通り走ってしまったのですが、そうなると今度は地方の大会も、、、と思いつつも、いつかは海外マラソンも走ってみたいなあとも思ったりする今日このごろ。
そんなお金も時間もないというのが現実なのですが、老後の楽しみに、、、などと思いを馳せながらワールドマラソンメジャーズの大会情報を漁ったりしています。
そんな中で目を引いたのがボストンマラソン。
ボストンマラソンとは
1897年に第1回が開催されたボストンマラソンは、世界でもっとも長く続く大会です。マラソン史上、数多くの歴史的瞬間の舞台となっており、世界規模のマラソン大会として初めて、女子ランナーの参加や車いすでの参加を認めたことでも知られています。
東京マラソン公式サイト
2017年に大迫傑選手が初マラソンで3位に入り、続く2018年には川内優輝選手が瀬古さん以来日本人として31年ぶりとなる優勝を果たしたことで記憶に新しいかと思います。
世界で最も歴史ある大会なんですね。
出場資格
この大会、誰もが出場できるというわけではなく、一定のタイムをクリアしている必要があるようです。
ボストンマラソン2020年大会の出場資格(Boston Qualify) を見てみると次のようになっています。
- 2020大会に向けた出場資格タイムは、2018/9/15以降のものでなければならない
- 出場資格タイムは2020/4/20大会当日の年齢に基づくものとする。
- 出場資格タイムはネットタイムとする。
- 出場資格タイムを達成することはエントリーの機会が得られるだけであり、必ずしも出場が保証されるものではない。
- 近年、定員超過によりエントリーしても出場できない人がいる。
- 定員を超えたエントリーがあった場合には、性年代別に出場資格タイムが速い順に選ばれる。
性年代別出場資格タイム(2020開催用)
年齢 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
18-34 | 3:00:00 | 3:30:00 |
35-39 | 3:05:00 | 3:35:00 |
40-44 | 3:10:00 | 3:40:00 |
45-49 | 3:20:00 | 3:50:00 |
50-54 | 3:25:00 | 3:55:00 |
55-59 | 3:35:00 | 4:05:00 |
60-64 | 3:50:00 | 4:20:00 |
65-69 | 4:05:00 | 4:35:00 |
70-74 | 4:20:00 | 4:50:00 |
75-79 | 4:35:00 | 5:05:00 |
80以上 | 4:50:00 | 5:20:00 |
国内の大会(例えば別大)だとなかなか性年代別にここまで細かく分かれていることがないので、全般的に女性や年配の方で日々トレーニングを積んでいるランナーにも門戸が開かれた設定になっている印象です。
ボリュームゾーンの年代だと男性は別大カテゴリー4よりは少し厳しく、女性は大阪国際よりかは優しいといったところでしょうか。
対象レース
出場資格タイムにも対象レースがあるようで、Association of International Marathons and Distance Races(AIMS)公認レースなどの対象レースでの記録であることが条件のようです。
なんだ、出場資格を得る為にもわざわざアメリカのレースに出ないといけないのかと思いきや、一応日本にもAIMS加盟大会なるものがあるようです。
- 第67回別府大分毎日マラソン大会
- 北九州マラソン2018
- 京都マラソン2018
- 東京マラソン2018
- 第73回びわ湖毎日マラソン大会
- 名古屋ウィメンズマラソン2018
- とくしまマラソン
- 第20回長野マラソン
- 北海道マラソン2018
- 金沢マラソン2017
- 富山マラソン2017
- 第3回さいたま国際マラソン
- 神戸マラソン2017
- 第7回大阪マラソン
- 第6回富士山マラソン
- 第71回 福岡国際マラソン選手権大会
- 奈良マラソン
- 第37回大阪国際女子マラソン
2018 OSAKA WOMEN’S MARATHON
ざっと見ると国内の主要大会が含まれている感じですね。まあ、これらの中にも出場自体がハードルが高いものもありますが。
ただ、2019年大会記録がいつ対象になるか、エントリーに間に合うかは定かではありませんので、要チェックですね。
いつかはボストン
今のところあまり現実味はありませんが、長期的な走力とモチベーション維持のためにも、ボストンマラソンへの出場といったことも視野に入れておきたいと思います。
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